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「戦闘力」と従業員満足の関係とは
年末、年度末になると毎年、「今年の目標が達成できなかった」とか「計画通りに行かなかった」などの話を耳にします。
社長さんへ未達成の理由を聞くと決まって「日常の業務に追われて新しい仕事ができない」「社員の目標管理がうまく行かない」などの答えが返ってきます。
そもそも、経営計画とは何かをもう一度考え直してみる必要がありますね。
あなたの経営計画は必達の目標ですか? それとも未達成ですか?
これからの経営計画は必達目標でなくてはいけません。
スピードの時代といわれている昨今、ビジネスモデルや商品に依存し続けることは、伝統工芸のようなものを除き、まず不可能でしょう。
惰性で「今年は昨年の●%アップ」という経営計画などあっても、無くても同じようなものです。
ブリヂストンでは売上の30%を新商品で占めるように目標を立てているそうです。
ここでの新商品とは発売から5年までの商品をさします。
弊社は中小企業なので、3年以内の商品で30%を目標にしています。
よく考えてみれば当たり前で、皆さんも良くご存知の商品のライフサイクルです。
売上全体が10年も前の成熟期・衰退期の商品だけでは、そのうち儲からなくなるのも当たり前なのです。
我々を取り巻く経営環境はITの進展により、日々、目まぐるしい変化を見せています。
成功しているビジネスモデルは、あっという間にインターネットを駆け巡り、競合会社にマネをされてしまいます。
つまり、これまで重視されていた戦略や戦術が通用しなくなってきているということです。
たとえば、ある会社が中国進出すれば、同業も間髪入れずに後を追い、それがベトナムであろうと何処であろうと変わりありません。
また、インターネットと言えばSEOやオーバーチュアなど大なり小なりやっていることはどの会社も殆ど変わらないのです。
つまり、戦略や戦術のレベルではどの会社も横並びになっています。
これから伸びていく企業に必要なのは、戦略や戦術ではなく「戦闘力」なのです。
戦闘力とは、個々の社員が経営にコミットし、「行動」を起こす力のことです。
ITの世の中では、情報が溢れているためゴールとなる山の頂上は簡単に見つかります。
あとは、どれだけ早く行動を起こしゴールに辿り着けるかの勝負になるでしょう。
では、社員を経営にコミットさせ、行動させる為には、どのようにすれば良いのでしょうか?
そこで出てくるのがES(従業員満足)という考え方です。
ただ、ESという考えは私が講師や社長さんとの会話の中でも頭の中で分かっていても、実際にこのESの考えを戦略的に位置づけている企業は20%もいないのです。
むしろ「83%の企業が見落としているマネジメント術」なのです。
だから、効果が大きい。
前にもご紹介したジョンソンエンドジョンソンの元社長である新将命(あたらしまさみ)氏の話。
「ESが5%上がるとCSが1.3%上がり、その結果、売上が5%上がる」
皆さんもご存知のリッツカールトンやディズニーランドなど好業績の企業では経営課題必達のための方法として必ずESマネジメント施策をして取り入れているのです。

