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相談室

栗原雅 先生
スターティア株式会社

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【保有資格】
認定ファシリティマネジャー(CFMJ)第0058303号、2級建築施工管理技士

スターティア株式会社
栗原雅 先生

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オフィス移転で成功するには

・手狭なオフィス、少し広いところに移転しよう。
・人が増えたから、別のビルを借りて一部の部署を移動させよう。
・業績下降、オフィスを移転して費用を抑えるか。

 オフィスを探し始める動機は様々ですが、本当に有益で、適正なコストでオフィス移転を成功させている企業は極わずかではないでしょうか。

 オフィス移転には達成すべき要求があります。期日、品質、コストの引越までのタスクと完了後のオフィス環境評価にて、オフィス移転が成功したものかが始めてわかります。最低1年はそのオフィス移転が成功したかどうかはわからないということです。
引越をされた企業の中には「予算どおりに期限まで引越ができた。見た目も非常に満足で、従業員のモチベーションも高くなった。」と話す担当者がおります。
ところが半年後の夏には、オフィススペースに暑い場所が多く、従業員のモチベーションが下がり、業務に支障をきたしている。解決しようとビル管理会社と話をしたところ、人員や機器が密集しているため、熱量が多く発生しているので、空調を増設する必要がある。レイアウトに関しても、空調が効率的に稼動するようなプランに変更しなければ駄目だと。

 ハッキリ言ってこのオフィス移転は失敗です。
 半年後には空調改修工事、レイアウト変更工事で大幅なコスト増と従業員の生産性を低下させたのです。
 これはオフィスを選ぶ段階から間違っていたのです。選ぶ前からしっかりとしたオフィス移転計画を作り、ビルの性能確認、人員計画、レイアウトプラン、投資回収期間、評価方法などの作業をする必要があったのです。当然、移転する企業には、このようなノウハウはほとんどないことでしょう。専門の部隊がいる大企業なら別ですが。オフィス移転にはプロフェッショナルなノウハウが必要なのです。

 オフィスビル選定を賃料や入居日、利便さだけで決めることは避けてください。近頃はオフィスビルが不足しており、何かと焦りがちです。1年ぐらい前から移転計画を見据え、半年前には物件を決めるスケジュールが理想です。決める際には外部委託企業などと連携を取り、オフィスの仕上がりがイメージできるぐらいに固めておくのがオフィス移転の成功の第一歩です。