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メンタルヘルスケア 3つのポイント
企業として、メンタルヘルスに取り組むには、3つのポイントがあります。
●1つは、メンタルな問題について理解する
●2つめは、社内での取り組みと対処法を決める
●3つめは、予防策を打ち出すということです。
社内環境や人間関係が、問題の原因ということであれば、環境改善など、会社として生産性をあげるために、行動をとることが可能です。その場合には、同じ部署内で、メンタルな問題が繰り返されることが多く、本人が原因だからとそこだけを見るのではなく、会社としての改善余地があるとして見ることで、有益な対処が可能となりえます。通常、ストレスフルな厳しい職場環境下にいても、耐えられる社員と耐えられない社員がいるため(これは、ストレス耐性といって、会社以外の自己表現の場の有無、理解者の有無、個人の性格や認知の違いから来る)本人の問題と決め付けてしまうことが多いのですが、例えば上司の部下への接し方や、仕事のさせかたそのものに原因がある場合もありますし、現場に適切な教育がなく各自まかせで混乱しているなど、会社側に原因がある場合、そこを改善しないと、対処しても対処しても部下にメンタルな問題が次々出てくることとなります。
何らかのメンタルな不調が始まると、『3つのい*』といわれる、「眠れない」「食べたくない」「だるい」という3つの自覚症状が現れて来ます。きちんと眠れているか、食欲はあるか、だるさをずっと引きずっていないか、心の状態を、互いに意識しあうことも大切です。どうしても自覚症状というものは、本人しかわからない部分でもあり、メンタルな問題は、本人としては、自分が抱えるはずはないと思いたい部分もあって、本人任せの自己管理は危険です。ラインケアとして部下や同僚のメンタルな不調を互いに意識しあうことが、早期発見、早期治療が、問題を悪化させない、よりよい対処法といえます。早期発見には、日頃からのコミュニケーションで、相手の変化に気付くということが重要です。
発見のポイントは、『ケチな飲み屋*』といわれるサインを、見逃さないことです。(け:欠勤、ち:遅刻、な:泣き言、の:能率低下、み:ミス・事故、や:辞めたい)普段遅刻などしなかった社員が、特に理由もなく遅刻が増えたり、明るいタイプの社員から表情が消えたり泣き言(俺はやっぱり駄目だ等)が多くなっているときには、要注意です(*労働科学研究所 提唱)。

